檻の外で咲く恋〜玲央視点〜

玲央「……」

蒼真が少しだけ視線を外す。

蒼真「俺は口出す気ねえとは言ったが」

淡々とした声に戻る。

蒼真「でもな」

もう一度、こっちを見る。

蒼真「あいつ、二回目だぞ」

その言葉で。

完全に、息が詰まる。

玲央「……」

一度目は、過去。

そして、今。

また違う形で。

傷つけた。

玲央「……」

蒼真「選べ」

短い一言。

玲央「……」

視線が動かない。

蒼真「あいつを取るか」