檻の外で咲く恋〜玲央視点〜

よく分からない会話。

それでも成立しているのが不思議だった。

玲央「……」

その様子を見ながら、
ふと視線が横に向く。

芹羽が笑っている。

柔らかい表情。

店で見せている顔とは違う。

玲央「……」

その顔を、
他のやつも見てるのか。

ふと、そんな考えが浮かぶ。

玲央「……」

胸の奥が、
少しだけ重くなる。

玲央「……」

理由は分かっている。

分かっているのに。

認めたくない。

玲央「……」

箸を置く。

芹羽「どうしたの?」

また聞かれる。