部屋の空気は、静かだった。
誰も、すぐには口を開かない。
それぞれが、
考えていることがあるから。
蒼真「……で」
最初に口を開いたのは、お兄ちゃんだった。
ソファに背を預けたまま、
二人を見る。
蒼真「どうする」
短い問い。
逃げ場のない、言葉。
芹羽「……」
芹羽は、一度だけ玲央を見る。
目が合う。
それだけで、
少しだけ呼吸が整う。
芹羽「産む」
はっきりと言う。
迷いはなかった。
芹羽「この子、産みたい」
続けて言う。
その言葉に、
お兄ちゃんは何も言わない。
ただ、視線を玲央に向ける。
蒼真「お前は」
誰も、すぐには口を開かない。
それぞれが、
考えていることがあるから。
蒼真「……で」
最初に口を開いたのは、お兄ちゃんだった。
ソファに背を預けたまま、
二人を見る。
蒼真「どうする」
短い問い。
逃げ場のない、言葉。
芹羽「……」
芹羽は、一度だけ玲央を見る。
目が合う。
それだけで、
少しだけ呼吸が整う。
芹羽「産む」
はっきりと言う。
迷いはなかった。
芹羽「この子、産みたい」
続けて言う。
その言葉に、
お兄ちゃんは何も言わない。
ただ、視線を玲央に向ける。
蒼真「お前は」


