檻の外で咲く恋2

ドアを開ける。

芹羽「ただいま」

玲央「おかえり」

玲央の声。

その一言に。

少しだけ、
ほっとする自分がいた。

芹羽「……」

靴を脱ぎながら、
ふと考える。

どうして。

この人がいると、
安心するんだろう。

玲央「羽美、眠そうだな」

玲央が言う。

芹羽「ちょっと遊びすぎたみたい」

そう言いながら、
抱き上げる。

そのまま、
寝室へ向かう。

寝かしつける。

小さな寝息。

それを確認してから、
静かに部屋を出る。

リビングに戻ると。

玲央が、ソファに座っていた。