檻の外で咲く恋2

言葉とは裏腹に、
体がついてこない。

玲央「熱は?」

近づいてくる気配。

芹羽「ないと思う」

そう言いながら。

額に触れられる。

びくっと体が反応する。

でも。

逃げない。

そのまま。

玲央「熱はないな」

低い声。

芹羽「だから言ったでしょ」

少しだけ笑う。

無理やりでも。

そうしないと、
崩れそうだった。

玲央「じゃあなんだ」

その問いに。

答えられない。

考えたくない。

でも。