檻の外で咲く恋2

そう答えながら。

自分でも分かっていた。

大丈夫じゃない。

でも。

理由を考えたくなかった。

―――

夜。

家に戻る頃には、
さらに体が重くなっていた。

芹羽「……ただいま」

靴を脱ぐ。

声が、少しだけ掠れる。

玲央「おかえり」

玲央の声。

その声に、
少しだけ安心する。

でも。

そのまま立っているのが辛くて。

ソファに座り込む。

玲央「おい!」

少し強めの声。

芹羽「……平気」

すぐに返す。

でも。