檻の外で咲く恋2

芹羽「おはよう」

朝。

いつもと同じ時間。

いつもと同じ場所。

玲央「おはよ」

短い返事。

それだけの会話。

何も変わっていない。

はずなのに。

どこか、噛み合わない。

お茶を受け取る。

芹羽「ありがとう」

玲央「……ん」

視線は合わない。

それが当たり前みたいに、
続いている。

芹・玲「……」

沈黙。

重くはない。

でも。