その瞬間。
別の手が、同時に伸びた。
重なる。
玲央の手と。
芹羽「……あ」
視線が合う。
近い。
思っていたより、ずっと近い距離。
一瞬だけ、
体が固まる。
でも。
前みたいな“怖さ”はなかった。
ただ。
どうしていいか分からないだけ。
玲央「……大丈夫か?」
玲央が先に視線を外す。
羽美を抱き上げる。
その動作が、やけに自然で。
芹羽「……うん」
遅れて頷く。
心臓が、
少しだけうるさい。
別の手が、同時に伸びた。
重なる。
玲央の手と。
芹羽「……あ」
視線が合う。
近い。
思っていたより、ずっと近い距離。
一瞬だけ、
体が固まる。
でも。
前みたいな“怖さ”はなかった。
ただ。
どうしていいか分からないだけ。
玲央「……大丈夫か?」
玲央が先に視線を外す。
羽美を抱き上げる。
その動作が、やけに自然で。
芹羽「……うん」
遅れて頷く。
心臓が、
少しだけうるさい。


