“ただいま”なんて。
ここで言う言葉じゃないはずなのに。
玲央「遅かったな」
芹羽「ちょっとだけね」
そう答えながら、靴を脱ぐ。
羽美はすでに、
玲央の近くにいた。
羽美「……れお」
嬉しそうに近づいていく。
その様子に、
少しだけ目を細める。
玲央「懐いたな」
芹羽「うん」
それを見ていると。
胸の奥が、
ほんの少しだけ温かくなる。
でも。
同時に。
言葉にできない何かが、
引っかかる。
―――
ある日。
ソファに座っていると、
羽美が転びそうになった。
芹羽「……っ」
とっさに手を伸ばす。
ここで言う言葉じゃないはずなのに。
玲央「遅かったな」
芹羽「ちょっとだけね」
そう答えながら、靴を脱ぐ。
羽美はすでに、
玲央の近くにいた。
羽美「……れお」
嬉しそうに近づいていく。
その様子に、
少しだけ目を細める。
玲央「懐いたな」
芹羽「うん」
それを見ていると。
胸の奥が、
ほんの少しだけ温かくなる。
でも。
同時に。
言葉にできない何かが、
引っかかる。
―――
ある日。
ソファに座っていると、
羽美が転びそうになった。
芹羽「……っ」
とっさに手を伸ばす。


