檻の外で咲く恋2

玲央「このままの方がいいか?」

静かな問い。

その意味に気づいて、
すぐに首を振る。

芹羽「お願いします」

小さく言う。

玲央は何も言わず、
そのまま店を出ていった。

残された静けさ。

胸の奥が、少しざわつく。

大丈夫だって分かってる。

でも。

どこか、落ち着かない。

それでも。

任せた。

それが、今の選択だった。

―――

玲央「ただいま」

しばらくして。

店の扉が開く。

反射的に顔を上げる。

そこに。