檻の外で咲く恋2

季節は、ゆっくりと巡っていた。

窓の外には、柔らかな光。

羽美「ママ」

小さな声。

振り向くと、
羽美が立っていた。

芹羽「どうしたの?」

しゃがんで視線を合わせる。

羽美「ここ」

小さな手が、
私のお腹に触れる。

羽美「あかちゃん?」

不思議そうな顔。

その言葉に、
思わず微笑む。

芹羽「そうだよ」

優しく答える。

芹羽「羽美の妹になる子」

羽美「うみ、ねぇねになるの?」

芹羽「うん」

小さく頷く。

羽美は、
少しだけ考えてから。

羽美「……まもる」