優しさに触れたなら

リビングの方で花瓶が割れるような音がテーブルからした。


案の定花瓶は木っ端微塵で花も水も散乱している


「あんたが散らかしたのよ、
片付けなさい?」


割れた花瓶を一つずつ集めていく


何に気が触れたのかわからず


震えるばかりだった


「痛っ……」


ガラスの破片が人差し指に刺さって


痛みを感じた


「はーこんな家根っから願い下げよ、


とっとと片付けたら食事の準備。済ませてね」



お父さんと何かあったんだ。



だからわたしにもきつくあたるんだ