寮に入ることになりました。


今日は入学式だ。幼馴染と同じ高校に行くことができるけど、不安だ。私は人間と吸血鬼のハーフだけど、吸血鬼は希少だから身分は高いらしい。面倒事を避けるために分厚いメガネと赤い髪の毛を隠すために黒いカツラをかぶっていかなきゃいけないんだ。私はお父さんが今年作ったばかりの桜学園に入学するんだよね。

「やばい!もう行かなきゃー!ウル!ウイル行くよー!早く!」

ウルとウイルは狼の双子なんだよね。二人はお父さんとお母さんを亡くしてるのだからお父さんが私のボディガード?として雇ったみたい。でもボディガードにしては可愛いし、抜けてるところがあるんだよね。
朝にも弱いんだ。だから今日からは、肩にウイルが顎を乗せてウルは手を握っていかなゃいけない。
ドアを開けたら雪女の吹山雪と鬼の鬼気優希が玄関の前にいたんだ。

「百百亜!おはよー!」

雪は雪女だから周りが冷えてるんだ。だけど今日は一段と冷えてる気がするんだ。

「百百亜!おっはよー!」

「おはよう!」

「なぁ」

「ん?なぁに?」

「そいつ、何?」

「あぁ言ってなかったっけ?今日から一緒に登校するから!」

「はぁー?聞いてないよ?こんなにべったりひっいちゃ

って!なんなの?もう!」

「俺も聞いてない…」

心なしか二人が怒ってるような…

「私だって百百亜とて繋ぎたーい!」

「俺も!」

「え?そこ?」

「まぁ取り上げず行こう!入学式遅れたら嫌だしー!」

「はぁい」

二人が声を揃えて言った。
数十分かけて歩いて学校に着いた。

「着いた!」

「あ!あれ!クラス発表のやつじゃない?」

「ほんとだ!百百亜と同じがいい!」

「俺も同じがいい」


「あ!みんな同じだ!良かったー!」

「やったー!百百亜と一緒!」

「やった!」

「モモア、ウルも一緒?」

「そうだよ!ウイルも一緒!」


「ねぇあの人たち可愛いしかっこよくない?」
「でも真ん中の子はちょっとねぇ」


やばい二人が騒ぐから目立ってる!

「ちょっ、ちょっとふたりとも早く式に行こ!」