三角屋根の下で 君と

バランスが整ったカラフルな絵は確かに全部作ろうと思うと予算が心配なのが伝わるけれど、凛は泱が好きなメニューを予め聞いていたのでどうしても作りたかった


『じゃあ、山岡さんはいつも通り体育館でマネージャー業務。望月さんは買い出しをして、夕食の準備に取り掛かって?私は時間を見ながら調理を手伝いに行くわ。先生が車を出してくれるから荷物は運んで貰えるから。』

良かった‥‥
あの人数分の買い出しに徒歩では不安しかなかったからありがたいや‥

胡桃は準備をして先生と買い出しに行き、帰宅後すぐに準備にとりかかった

初日は申し訳ないけどカレーライスで許して欲しいと思いながらも、部員24名、マネージャーと顧問合わせて27名分は教えてもらっていたけれど本当に野菜だけでも切るだけで大変だ

途中更科先輩にサポートしてもらいながら、何とかカレーライスとサラダ、差し入れで頂いたオレンジを切り終えると19時ギリギリになってしまったが何とか間に合いホッとした

『マネージャーおかわり!!』
『俺も!!』

「は、はい!!」

20合は炊ける大釜2つを使って炊いた白米もみるみるうちになくなり、高校生男子の食欲の恐ろしさを目の当たりにして驚く

『胡桃、俺もおかわり。大盛りね』

「みんなすごいね‥‥味‥大丈夫だった?って言っても市販のルー様々だけどさ‥」

『胡桃が切った野菜、一生懸命切ったって
伝わるよ、頑張ったな‥』

白米をお皿によそい、カレーをかけて渡すと、泱がグッと近づき小声で耳打ちするとニヤリと笑って席に戻って行った

あとこの食事が数回あるかと思うだけでプレッシャーだが、片付けを終えてお風呂に入った後は明日のこともあり宿題を終えると疲れてすぐに眠ってしまった