『今日の夜から1週間学校は通常通りで、放課後練習は19時まで行い、夕食後も20時半までは個人で苦手な練習。消灯は22時、朝練はいつも通りだ。疲れが溜まるし慣れない生活だが、体調管理だけは各自気をつけて過ごすように。』
『『はい!!!』』
ついに始まった予選会前の合宿は、学校との両立できっととてもしんどいものになると思う
『はい、これがマネージャーの仕事ね。
買い出しは近くのスーパーで済ませて、19時からの夕食に間に合うように。お米は部の親さん達から差し入れで頂いてるからよろしくお願いします。』
「はい!凛、頑張ろうね。」
『うん』
更科先輩と私は毎日泊まり、凛は火、木、土曜
に泊まりで部員のサポートをする
いつもの仕事プラス、部員の布団のカバーの洗濯や宿舎やお風呂の掃除、そして最大の仕事がやはり朝食と夕食の調理になりそうだ
校舎の裏側に建てられている宿舎は二階建てで、一階に大きな調理場と食堂、そして全員が入れるほど広いお風呂やトイレなどがあり、
二階に20畳ほどの大部屋と6畳の和室が2つ備え付けられ、男子部員は勿論大部屋。マネージャーと部の顧問がそれぞれ一部屋ずつ使える
胡桃は不謹慎だけど、いつもと違う合宿という生活に不安どころかワクワクしてしまっていた
『2人とも献立上手く考えて来たわね。』
凛のノートを見たらちゃんと絵まで書かれていて、胡桃は見せるのも恥ずかしい自分の献立に苦笑いを浮かべる
2人で話し合ってとりあえずメニューが被らないようにだけはしてきたけれど、ここまでクオリティが違うと部員から不満が出ないか心配だ
『山岡さん』
『献立は素晴らしいけれど、予算が限られてるから、その事も頭に入れておいてちょうだい。』
『はい‥わかりました』



