それも運命だよ

夕暮れ時

パーク内はライトアップされて、一番ロマンチックな時間帯

パレードを待つ間、翔琉が飲み物を買いに席を立った

「……よし、今だ」

私はこっそり、翔琉の目を盗んで自分のスマホを取り出した

さっきからずっと気になっていたことがある

翔琉は「中3からのクラスメイト」と言ったけれど、私のスマホの連絡先にある『神谷 新』の名前の横には、お気に入りの星マークがついている

それだけじゃない

トーク履歴を遡ろうとしたけれど、去年の秋以前のものは綺麗に消されていた