大声で、はっきりと言いのけると。
小さい騎士が「なんで!?」と言った。
「この国の人間、みーんな大嫌い。だいたい、何!? 私、今牢屋に入れられてるのよ。ふざけないでよ。嫌い・嫌い・嫌いよ」
思わず、大声でわめくと。
2人の騎士は一歩、後ろに下がった。
…調子にのってしまったけど。
もう遅い。
深呼吸をすると。
急に冷めてくる。
「そうね…。私自身が嫌いよ。これで、いい?」
鎧姿なので、当然2人の表情を読み取ることは出来ない。
この尋問は一体、なんなのだろう。
下を向いて。
右に歩いたり、左に歩いて見せる。
明らかに不審な動きをしたというのに。
騎士たちは黙り込んでいる。
「私は自分自身、美しい人間だと思っている。でも、性格は祖国でもこの国でも受け入れられないというか…。まあ、わかってるわ。自分でも、自分の性格が良くないことぐらい」
小さい騎士の方を見る。
「今、言えるのは自分自身を好きになれない。それだけ。理由は教えない」
教えたところで。
この小さい方の騎士は意味がわかっていないに違いない。
私と同じで海外から来た騎士なのだろうか?
「どうなさいますか?」
大きな騎士が小さい騎士に言った。
え、ということは。
こっちの小さい騎士のほうが身分が高いの?
小さい騎士は黙ってこっちを向いている。
「申し訳ありません。マヒル姫」
小さい騎士が「なんで!?」と言った。
「この国の人間、みーんな大嫌い。だいたい、何!? 私、今牢屋に入れられてるのよ。ふざけないでよ。嫌い・嫌い・嫌いよ」
思わず、大声でわめくと。
2人の騎士は一歩、後ろに下がった。
…調子にのってしまったけど。
もう遅い。
深呼吸をすると。
急に冷めてくる。
「そうね…。私自身が嫌いよ。これで、いい?」
鎧姿なので、当然2人の表情を読み取ることは出来ない。
この尋問は一体、なんなのだろう。
下を向いて。
右に歩いたり、左に歩いて見せる。
明らかに不審な動きをしたというのに。
騎士たちは黙り込んでいる。
「私は自分自身、美しい人間だと思っている。でも、性格は祖国でもこの国でも受け入れられないというか…。まあ、わかってるわ。自分でも、自分の性格が良くないことぐらい」
小さい騎士の方を見る。
「今、言えるのは自分自身を好きになれない。それだけ。理由は教えない」
教えたところで。
この小さい方の騎士は意味がわかっていないに違いない。
私と同じで海外から来た騎士なのだろうか?
「どうなさいますか?」
大きな騎士が小さい騎士に言った。
え、ということは。
こっちの小さい騎士のほうが身分が高いの?
小さい騎士は黙ってこっちを向いている。
「申し訳ありません。マヒル姫」



