まばたきを2回する。
太陽様は、袖で額の汗をぬぐった。
「オーロラ姫が倒れまして。すいません。すぐに戻らないと」
声が出ない。
代わりにバニラが「まあ!」と感嘆の声をあげた。
足の力が抜ける。
無理にふんばる。
この人は、一体何を言っているのか。
「セシルさん?」
「……」
黙って、太陽様を睨んだ。
りすのような大きな目に。
濃い隈。
ずっと着ているのか、くたびれている制服をぼんやりと見つめた。
そして。
太陽様の言っていることが理解できると。
手を拳にして。
思いっきり、テーブルに叩きつけた。
ばんっ! という音が部屋に響く。
「どうぞ、太陽様。オーロラ姫のところへ行ってください」
精一杯の笑顔で言ったつもりが。
顔がひきつる。
ものに当たるのは、駄目だってわかってるけど。
もう、この感情は止められない。
太陽様は驚いて、私の顔を凝視したけど。
「すんません。用事が済んだら、すぐに戻ります!」
と大声で走っていってしまった。
私は舌打ちすると。
太陽様の背中めがけて叫んだ。
「太陽様なんて、だいっきらい!!」
太陽様は、袖で額の汗をぬぐった。
「オーロラ姫が倒れまして。すいません。すぐに戻らないと」
声が出ない。
代わりにバニラが「まあ!」と感嘆の声をあげた。
足の力が抜ける。
無理にふんばる。
この人は、一体何を言っているのか。
「セシルさん?」
「……」
黙って、太陽様を睨んだ。
りすのような大きな目に。
濃い隈。
ずっと着ているのか、くたびれている制服をぼんやりと見つめた。
そして。
太陽様の言っていることが理解できると。
手を拳にして。
思いっきり、テーブルに叩きつけた。
ばんっ! という音が部屋に響く。
「どうぞ、太陽様。オーロラ姫のところへ行ってください」
精一杯の笑顔で言ったつもりが。
顔がひきつる。
ものに当たるのは、駄目だってわかってるけど。
もう、この感情は止められない。
太陽様は驚いて、私の顔を凝視したけど。
「すんません。用事が済んだら、すぐに戻ります!」
と大声で走っていってしまった。
私は舌打ちすると。
太陽様の背中めがけて叫んだ。
「太陽様なんて、だいっきらい!!」



