ちらっと、トペニがこっちを見た。
これ以上、どうして? と訊くのも。
なんだか失礼な気がして、黙ってしまう。
「それにしても。太陽様っていうのは凄い方ですね」
急に話題を変えるので、なんで太陽様の話題なんだろうと思ってしまう。
「あんな凄い人、久しぶりに見たっすよ」
「…私。あんまり太陽様のこと知らないわ」
また、口から零れ出たネガティブな発言に。
トペニはピクッと眉毛を吊り上げた。
なんで、怒るんだろう?
「私は、太陽様がピアノを弾けるだなんて知らなかった。何も、知らない」
ため息混じりに言って。
胸の中の不安要素に気づいた。
太陽様がピアノを弾けるというのをオーロラ姫から聴いた時。
心の底から傷ついた。
太陽様のお母様は早くに病気で亡くなってしまったそうだけど。
ピアノが得意だったそうだ。
母の姿を見て、太陽様の妹であるイチゴはピアニストを目指していた。
そこまでは知っていた。
太陽様も、お母様からピアノを習っていて。
家族の思い出の曲がある。
そんなの初耳だった。
自分が姿を変えられて、エアー夫人として生きていたとき。
太陽様に好意をもたれていたけど。
その時は、太陽様のこと。
ウザくて仕方なかった。
なのに。
なんで、今になって。
こんな感情になるんだろう。
一つ一つに落ち込むんだろう。
「これから、知っていけばいいじゃないっすか」
トペニの言葉に我に返る。
「太陽様なら、大丈夫っすよ」
「何それ」
思わず苦笑いしてしまった。
これ以上、どうして? と訊くのも。
なんだか失礼な気がして、黙ってしまう。
「それにしても。太陽様っていうのは凄い方ですね」
急に話題を変えるので、なんで太陽様の話題なんだろうと思ってしまう。
「あんな凄い人、久しぶりに見たっすよ」
「…私。あんまり太陽様のこと知らないわ」
また、口から零れ出たネガティブな発言に。
トペニはピクッと眉毛を吊り上げた。
なんで、怒るんだろう?
「私は、太陽様がピアノを弾けるだなんて知らなかった。何も、知らない」
ため息混じりに言って。
胸の中の不安要素に気づいた。
太陽様がピアノを弾けるというのをオーロラ姫から聴いた時。
心の底から傷ついた。
太陽様のお母様は早くに病気で亡くなってしまったそうだけど。
ピアノが得意だったそうだ。
母の姿を見て、太陽様の妹であるイチゴはピアニストを目指していた。
そこまでは知っていた。
太陽様も、お母様からピアノを習っていて。
家族の思い出の曲がある。
そんなの初耳だった。
自分が姿を変えられて、エアー夫人として生きていたとき。
太陽様に好意をもたれていたけど。
その時は、太陽様のこと。
ウザくて仕方なかった。
なのに。
なんで、今になって。
こんな感情になるんだろう。
一つ一つに落ち込むんだろう。
「これから、知っていけばいいじゃないっすか」
トペニの言葉に我に返る。
「太陽様なら、大丈夫っすよ」
「何それ」
思わず苦笑いしてしまった。



