でかけましょうと言われ。
出来れば地味な格好で動きやすい服装がいいっすねという。
トペニのリクエストを受けて。
私は無断で太陽様の服を借りて。
髪の毛は黒いバンダナで巻いて隠した。
家から徒歩圏内。
聴こえてくるのは弦楽器だ。
オーロラ姫の家の前には簡易的な舞台が出来ていた。
その上には4人が座っていて。
1人はオーロラ姫。あとの3人は見たことのない男性だ。
だが、プロだというのは聞いていて、よくわかる。
「四重奏?」
オーロラ姫はヴァイオリンを弾いている。
あとの3人はヴァイオリン、ヴィオラ、チェロ。
彼らが演奏をしていると。
1人、また1人と騎士たちが集まっていく。
野外コンサートになっている。
私がピアノを弾いているときは、騎士の人間は隠れてピアノの音色を楽しんでいるというのに。
目の前にいる騎士たちは堂々と観客として演奏を楽しんでいる。
「何コレ。国王は許可したの?」
草むらから隠れて様子を見ているが。
私とトペニには誰一人として気づいていない。
それほど、騎士たちは演奏に夢中なのだ。
「多分、許可取ってるんじゃないっすか」
と興味なさそうにトペニが言った。
舞台の側にいるのはオーロラ姫の侍女と太陽様だ。
太陽様の姿を見つけた瞬間、嫌な気持ちになった。
「帰ろうか」
ため息しか出ない。
のろのろと足取りは重い。
オーロラ姫が来てからというものの、ずーと心穏やかに暮らせていない。
事情があるにせよ、オーロラ姫のどこが良いんだろう…
出来れば地味な格好で動きやすい服装がいいっすねという。
トペニのリクエストを受けて。
私は無断で太陽様の服を借りて。
髪の毛は黒いバンダナで巻いて隠した。
家から徒歩圏内。
聴こえてくるのは弦楽器だ。
オーロラ姫の家の前には簡易的な舞台が出来ていた。
その上には4人が座っていて。
1人はオーロラ姫。あとの3人は見たことのない男性だ。
だが、プロだというのは聞いていて、よくわかる。
「四重奏?」
オーロラ姫はヴァイオリンを弾いている。
あとの3人はヴァイオリン、ヴィオラ、チェロ。
彼らが演奏をしていると。
1人、また1人と騎士たちが集まっていく。
野外コンサートになっている。
私がピアノを弾いているときは、騎士の人間は隠れてピアノの音色を楽しんでいるというのに。
目の前にいる騎士たちは堂々と観客として演奏を楽しんでいる。
「何コレ。国王は許可したの?」
草むらから隠れて様子を見ているが。
私とトペニには誰一人として気づいていない。
それほど、騎士たちは演奏に夢中なのだ。
「多分、許可取ってるんじゃないっすか」
と興味なさそうにトペニが言った。
舞台の側にいるのはオーロラ姫の侍女と太陽様だ。
太陽様の姿を見つけた瞬間、嫌な気持ちになった。
「帰ろうか」
ため息しか出ない。
のろのろと足取りは重い。
オーロラ姫が来てからというものの、ずーと心穏やかに暮らせていない。
事情があるにせよ、オーロラ姫のどこが良いんだろう…



