「以上で部活動紹介を終わります。1年生の皆さんはこのまま下校するように。」
部活動。
叱られた記憶しかない。
画角がどうの、色味がどうの、プロじゃないんだし好きな写真撮らせろよ。
軽い気持ちで入った写真部。
今では私の1部。
叱られた記憶しかないけれど、お陰で賞を取ることも多かった。
表彰式には出たことがないので、地元では幻のカメラマンとして、少し名が売れている。
このまま続けたい私と、人の前では、固まってしまう私。
いろいろ考えても、カメラを辞める気にはなれなかった。
檻の中で私ができる、唯一のものだから。
私の、人生だから。
