そこに居たのはーー
私より幾分も背が高い、胴が大きめの男性だったーー。
振り返ると鬼の形相でこちらへ向かってくるーー。
私が視界に入ると投げようとした本を止めたーー。
そういえばお父様とお母様に挨拶するの忘れてたわ……!
それでそんなに怒っているのかしら……。
2歩進んでメイド達が道を開け室内の片付けにはいるーー。
穏やかな表情に変わり、挨拶しにきた50半ばの男性。
「あのっ、アンドロメダ姫と言います!日本語表記だと
白咲鶴ですっ」
「姫様ーーここは私達に任せて隣室にてご自愛なさってくださいませーー」
と阻まれる。



