白い雪のような少女は溺愛される


つ……次は颯太君!!
案外目立つ場所に立っていた。


颯太と名前がつくほどスタイリッシュでまたいい意味で世間離れした風貌の彼。


髪型はセンター分け。茶髪。


「颯太くん……だよね?」


また眉を顰められる。
毎回なんなんだよ。この恒例行事は。


パァッと明るくなる颯太君の顔。


「あー君が有名な鶴ちゃんだっけ。


これからもよろしくねっ」


なんかよくわからないけど今回は上手く行ったぞ!!


「テレビでもみたよー。写生が上手いって」


テレビではそう発表されたのかもしんないけど……
絵が純粋に上手いって知らせたい!

「えっ絵が上手いだけなの……。

写生はあんまりしなくて……」



「そうなんだ?誤解してごめんねー」


両手合わせて体を捻る。

ひょうきんな方だなぁっ……。