白い雪のような少女は溺愛される

孤島の校舎前をずんずん歩く。花の香りが海風にのって鼻腔を掠めていく。

授業中もSP居るのかな……なんてのんびり思ってたら

新一年生歓迎会の文字が見えてきたーー。
既成概念が働く。SPはどこまでついていくのかーー?

あ、玄関までみたい。

廊下の端々に制服を着こなした生徒達が居るーー。なんだか懐かしい風景にみえてきたーー。

ヒソヒソ会話も聞こえる。「婚約したらしいよ」「急だね」「彼女の方は丸腰って噂だよ」「結婚早かったんじゃないかな」

「お前ら。何をヒソヒソと会話している。
散れ」

肩を振るわせそそくさに逃げていく女子達。

あ、私敵に回しちゃった?