罪人の娘で硬く紐を結ばれていたーー。
時代は戦国。
長髪で前髪も伸びていて顔が誰か分からず親諸共始末しろと命令が下されたのだったーー。
私は何の罪も犯していなかった。犯していたのは親の方でーー。
ある日殿様が前髪が邪魔で顔が見えないから前髪を切ってくるようにと家来に手配したーー。
家来は前髪を言う通りに切ったら美しい面持ちをした顔が現れたので一緒に島流しの刑を受けようと申し出たーー。
殿様にみせたところ、家来が意見を述べる前に扇をカチッと合わせ、「側近にしたい」と仰ったので、「謀反ですよーー!?」と家来が言い負かしたのを思い出す。



