白い雪のような少女は溺愛される

颯太くんが言う。


「俺も……参加していいのか?」


険しい表情をする兪栄くん。

「お前まで行ったら努力が水の泡だ、

死んでも姫は引き渡さないぞ」


命の限り私を守ると約束してくれた、


だが颯太くんをみると瞳に希望の光が宿っていた……。


そんな仮面パーティに参加したいのね!


「死ななくても守れるでしょー!

おみくじは選抜制で選ばれた人の中から


っていう鉄則があるから颯太は残念ながら


落選するかな?」


「当選してみせる……美の魔法をみてわかったんだ。
別の誰かになりすましたら姫と踊れる。話が出来る」


あれー!?と拍子抜けする兎丸くん。


無理もない。あの日風邪で休んでいたから……。


しかし兪栄くんは「じゃあ俺は姫になりすまそうかな」


と私の耳元で囁くーー。


兎丸くんはみんなの顔色を窺いながら心配するーー。



「気難しく考えなくていいよー。


選抜だし仮面だし誰かもわからないランダム制なん


だからーー」