「なんだあれ……」「本物じゃ見たことない魔法だぞ……」「女の方はどうなってるんだ……?」 私の姿は視力が0.8〜1以上のひとにしかみえないらしい。 もう一つの魔法陣にて現れたもう一人。 颯太君だーー。 悪びれもせずにこやかに終始取り繕う。 私が見えてないのか発する言葉が違う。 「ご機嫌よう、ユーリ王子」 初めて聞いた。日本語表記じゃないの。 質問しなかった私も私だけど、 日常に潜む不思議な体験には 経験しとかないとだ。