桜の奇跡❀廉side

勇気を振り絞って、大きく息を吸い込んだ。

「未桜のことが、好きなんだけど」
そう、はっきり言った。











「…………」
未桜は驚いた様子で、目を見開いて固まっている。

観覧車はゆっくりと降りていく。
















振られるんだろうな……そんな予感がする。




















「友達からでもいいから……俺のコト知ってもらって……いつか付き合えたらいいなって。

さっき、付き合ってって言ったの、恋人になって欲しいって話だったんだ」
真っすぐに未桜を見つめて言った。



ちゃんと気持ちを伝えないと……やっぱ後悔しそうだし。


















「いいよ……恋人?廉の彼女になったら、楽しそう」
そう、微笑んで未桜は言った。


「え?俺なんかでいいの?」
心臓がビックリして跳ね上がる。

「うん」
未桜は頷いた。



ヨッシャー!!!!そんなこと、言ってもらえると思ってなかった俺は、嬉しくてたまらない。

マジで好き、めちゃくちゃ好きだ!!


観覧車も、もうすぐ降りる位置に近づいた。

「時間がかかるかも、だけど……未桜にふさわしい男になりたい」
俺がそう言うと、未桜は頷いた。

「私も頑張るね、よろしく」
そう、彼女は笑顔で言った。

「よろしく」
俺も今まで生きてきた中で、一番の笑顔で言った。






それから、遊園地のマスコットキャラクターのキーホルダーをお揃いで買った。

男の子と女の子のうさぎが仲良さそうに笑っている。

「2人でお揃いは初めてだから、絶対大事にするね」
そう、笑顔で未桜は言っていた。


キャラクターのキーホルダーを2つ並べた。


めちゃくちゃ嬉しかった!!