「は。話を戻すと……とにかく。ある程度、お互いのことを知って、ある程度、信頼できる人だな、って安心感を得てから、それから、お付き合いをすれば、いいんじゃないかなと」
すると彼は背筋を正して座り直し、「うん。じゃあ、おれについて、訊きたいこと、言ってみて? なんでも答えるよ」
にっこりと笑う彼は明らかに善人……なのだが。
「お。……お仕事は、なにをされて……」
「あー名刺だけじゃ分かんなかったか」舌を出す彼。歯ブラシでおえっとなっても舌磨きを続ける持田香織を敬服してか。綺麗なピンク色をしている。「簡単に言うと。システムを作る仕事。ぼくは、マネージャーだから。システム頑張って作るひとたちを、見守ったり、評価したり、時にはプレイングマネージャーもやったりするよ。プログラムや設計書を書くんだ。建築で言う建築家や大工さんみたいなもん」
……へえ。「すごいですね。あたし、実は、新卒でIT系入ったんですが。過労で辞めちゃいました」
「へえそうなんだ。大変だったね。うちの業界、鬱とか多いもんね。離職率も高いし」
すると彼は背筋を正して座り直し、「うん。じゃあ、おれについて、訊きたいこと、言ってみて? なんでも答えるよ」
にっこりと笑う彼は明らかに善人……なのだが。
「お。……お仕事は、なにをされて……」
「あー名刺だけじゃ分かんなかったか」舌を出す彼。歯ブラシでおえっとなっても舌磨きを続ける持田香織を敬服してか。綺麗なピンク色をしている。「簡単に言うと。システムを作る仕事。ぼくは、マネージャーだから。システム頑張って作るひとたちを、見守ったり、評価したり、時にはプレイングマネージャーもやったりするよ。プログラムや設計書を書くんだ。建築で言う建築家や大工さんみたいなもん」
……へえ。「すごいですね。あたし、実は、新卒でIT系入ったんですが。過労で辞めちゃいました」
「へえそうなんだ。大変だったね。うちの業界、鬱とか多いもんね。離職率も高いし」

