祝。アフディーとイリオネスの冒険

 本の隙間からは、目を刺すような眩い光と、キラキラと輝きながら溢れ出す無数の星たちが、清らかな滝のようにこぼれ落ちてきました。

 どこからか、「ゴーン……ゴーン……」と、何かの終わりと新たな始まりを告げる、深く、慈悲深い鐘の音が響き渡ります。

 眩暈(めまい)にも似た感覚が去り、ふと気がつくと。

  アフディーは先ほどまでいたはずの古びた書斎ではない、全く別の光景の中に立っていたのでした。