「わぁ……素敵なお店がいっぱい」
馬車の窓から眺めていたシャルロットが、思わず感嘆の声を上げる。
テオドールに連れられて訪れた場所は、上流階級専門の高級店街だ。
きらきらと輝く宝石、華やかなドレス、美しい食器、豪奢な家具、美味しいスィーツーーお金があればどんなものも手に入る、夢のような世界。
「結婚贈答品ならば、ギャラリーに行くか」
「テオドール様はよく行かれるのですか?」
「仕事でしか行ったことがない。基本は巡回だが、稀に強盗被害や絵画の贋作詐欺などの犯罪で関わることもある」
「ご、強盗……」
普段、テオドールは王都の犯罪を取り締まる仕事をしている。
シャルロットは物騒な単語を聞き、気を引き締めた。
(高級店が集まっているとそういう危険も出てくるわよね)
馬車を降りてギャラリーに入ると、すぐに店の主人がやって来た。
「テオドール様、いらっしゃいませ! 今日はどうされました?」
「モリス、ユーリとカティア王女の結婚祝いを買いに来た。何かお薦めはあるか」
「ああっそうでございますか。ご結婚祝いですとーー」
馬車の窓から眺めていたシャルロットが、思わず感嘆の声を上げる。
テオドールに連れられて訪れた場所は、上流階級専門の高級店街だ。
きらきらと輝く宝石、華やかなドレス、美しい食器、豪奢な家具、美味しいスィーツーーお金があればどんなものも手に入る、夢のような世界。
「結婚贈答品ならば、ギャラリーに行くか」
「テオドール様はよく行かれるのですか?」
「仕事でしか行ったことがない。基本は巡回だが、稀に強盗被害や絵画の贋作詐欺などの犯罪で関わることもある」
「ご、強盗……」
普段、テオドールは王都の犯罪を取り締まる仕事をしている。
シャルロットは物騒な単語を聞き、気を引き締めた。
(高級店が集まっているとそういう危険も出てくるわよね)
馬車を降りてギャラリーに入ると、すぐに店の主人がやって来た。
「テオドール様、いらっしゃいませ! 今日はどうされました?」
「モリス、ユーリとカティア王女の結婚祝いを買いに来た。何かお薦めはあるか」
「ああっそうでございますか。ご結婚祝いですとーー」



