それはそうだろうと大きく頷いた。これまで育児をしたことのない男性が、突然二歳前後のやんちゃな双子の面倒を見るだなんて大変に決まっている。
「それで宮部さんに手伝ってもらえないかと思ったんだ」
「……えっと、私じゃなくて、きちんとしたプロの方にお願いした方がいいのではないでしょうか?」
それは至極当然な疑問だった。
実家で弟妹の面倒を見ていたため子供の扱いに慣れているとはいえ、資格があるわけでも特別なスキルがあるわけでもない。どう考えても、もっと適任者がいるはずだ。
そう付け加えると、一哉はうんざりした様子で言った。
「姉に紹介された会社から派遣してもらったベビーシッターの女性がいたんだが、子供の世話よりも俺の見た目や肩書きが気になったらしくて。先日解約したばかりなんだ」
「……あぁ、なるほど」



