彼の指や舌で弱い箇所を集中的に責められ、何度も絶頂に押し上げられる。初めてなのにこんなにも感じられる自分はいやらしいのではと不安になるほどだった。 けれど、その晩の一哉はとにかく優しかった。蕩けるまで愛撫を施してくれたおかげで破瓜の痛みは一瞬で、それ以上に快感と愛情を注ぎ込まれた。 「いち、や、さん……」 「野々花、好きだ」 「私も。一哉さんが、大好きです」 互いの名を呼び合い、幸せに溶けるような感覚を味わいながら、心地よいぬくもりとともに野々花の意識は沈んでいった。