本日より、弊社社長と疑似子育て始めます



次に目を覚ましたのは翌日の朝早くだった。ベッドヘッドに置かれていた体温計で測ったが熱はなく、身体はかなりスッキリしている。

起き上がってみると多少ダルさが残っているけれど、このくらいなら平気そうだ。どちらかといえば、お腹が空いて胃が痛い。

(五時か……。さすがにまだ寝てるよね)

朝食の前に汗を流そうと、野々花は着替えを持ってバスルームに向かい、鏡を見てぎょっとした。

昨日はフラフラの状態でなんとか部屋着に着替えたものの、さすがにメイクを落とす余裕はなかった。汗と皮脂でぐしゃぐしゃの顔は見るに絶えず、こんな顔を一哉に晒していたのかと思うと再び熱が上がりそうだ。

メイクと汗を流して全身を綺麗に洗い終え、いつもよりも時間をかけてスキンケアをする。髪を乾かしてリビングへ行くと、昨夜双子が散らかしたままであろう状態に思わず笑みが浮かんだ。

手早く片付けていると、リビングの扉が開いた。