天邪鬼な私に、宣戦布告されました

「……」

「沙彩っぽいね……」

二人に妙に納得されてしまった。

「澪は? 澪こそすっごく冷静で大人っぽくて綺麗だから、“年上の彼氏います”って言われても全然驚かないけど……」

クールビューティーな澪の恋愛話は、今まで一度も聞いたことがない。
学校まで車で迎えに来るような彼氏が、妙に似合うと思っているけど。

澪はふっと肩をすくめる。

「私は今は推し活に忙しいからね。3Dには興味がないのよ」

「出た、二次元至上主義」

推しキャラクターが“イケメンすぎる”らしく、現実の人間の顔には興味がないようだ。

そんな感じで、私たち三人の恋バナは、それ以上発展することなく終わった。

部屋の明かりが消えても、私の心臓の音だけはやけに大きい。

明日の、二人きりの琉球ガラス体験。

……眠れるかな。