トンデモ!?な男子に溺愛される。

何気なく裏方からトイレの影の方へ向かうーー。


会いたかった人がいたーー。

真白。


手を差し伸べると拒否するように伏目がちになって立ち上がるーー


その動作はもう幼馴染の面影を失くしていたーー。


点滅する照明。

周りに人だかりーー。


最初から最後まで不恰好なまま終わるわけにはいかない。

「否定……か。ますます分が悪く感じてきたからそろそろお開きにするよ」


そういって民衆の目を掻い潜りカメラのシャッターが打たれる前に裏方へ向かったーー。