ある時、皇くんから報告があった。 「僕、文化祭に向けてギターの練習しなくちゃいけなくて。朝と夕方、登下校一緒にできないかもしれないんだ。それでもいいかな?」 「うん。いいよ」 ギター弾くんだ……。 映えるだろうなあ……。 ムッとした顔になって喋り出したのは 皇の方からだった。 「僕のこと忘れないでねーー」