「そう……なんですか……」 「ギター背負ってみる?女の子には重たすぎるかな」 背負わされた。距離が近い。 香水の匂いが半端ない。 こんなところ皇に捉えられたらーー。 「大丈夫です。重くない」 と距離を保つ。 「鬱陶しーやつ……」 些細な呟きも聞こえないフリをした。 「もう出てっていいよ。彼氏が待ってるんでしょ」 「!はい!」 一目散に走って校舎内へ駆けずり回った。