「お姫様抱っこされた挙句こいつにあーんされてたくせにのさばるなよ。真白。」
手首を離す皇。静かだが怒っているー。
「もうこいつとは関わんな。」
「こいつ呼ばわりされちゃ困りますねぇ。あなた
自分の教室戻ったらどうですか?成績順だと3位に落ちた君の状況は計り知れない無駄な時間ですよ?」
「生意気なっ」
と、視線を私にやる。
何故か顔が真っ赤である。
女子特有の困り眉、上目遣い効果抜群だったか。
極自然だった。
滅入ったように手で顔を覆う彼。
「...に、…て…よ」
言葉にならなかったが照れているのは分かった。



