光も音も無い世界。

私はここに『星』を創る。

そして……命を。


本当にそれでいいのだろうか。

そんな思いが頭を過る。

いや……逆らう事など出来ない。

生まれたその時から、私の『未来』は決まっている。

辛く苦しいながらも……微かな幸せな時。

……そして……


私と対なる『力』が眩い光を放つ。

そう……私はやらなくてはならない。


愛しい『あの人』に……《殺される》ために。