総長は、私にだけ甘すぎる。

「黙れ」

短い声。

でも空気が一気に重くなる。

黒崎蓮の目が、明らかに変わっていた。

いつもの冷静さが少し崩れている。

その瞬間だった。

彼が私の腕を掴む。