総長は、私にだけ甘すぎる。

街灯の下。

彼の横顔がぼんやりと見える。

昨日の冷たさとは違う。

でも優しいわけでもない。

ただ、そこに“揺れ”みたいなものがある気がした。

「なんで私なの」

気づけば、聞いていた。