「封をされてるから中は見てないけど……、晒されたら不都合なことが書いてあるんだよね? 特に巳影さんには見られたくないんじゃないの? わざわざ実家のほうへ入れたんだから」
美花が巳影のほうをチラッと見る。
巳影も封筒を見つめていたが、美花を促すように、小さく頷いた。
「ぐ……、俺のもんだって証拠はあるのかよ!」
最後の抵抗とばかりに圭二がうめいたが、美花がとどめを刺した。
「もちろん。あなたがポストに入れたところを録画してあるの。それに指紋もついてるに決まってる。素手だったものね」
圭二は言葉を失った様子になった。
美花は静かに一歩踏み出して、慎重な足取りで近付いてくる。
「それに悪いけど、話は最初から全部聞かせてもらった。秋にカフェで私と明莉の話をこそこそ聞いてたの、そういう理由だったんだね」
声音も落ち着いていた。
でもこれも巳影と同じだ。
強い怒りが滲んでいる。
美花が巳影のほうをチラッと見る。
巳影も封筒を見つめていたが、美花を促すように、小さく頷いた。
「ぐ……、俺のもんだって証拠はあるのかよ!」
最後の抵抗とばかりに圭二がうめいたが、美花がとどめを刺した。
「もちろん。あなたがポストに入れたところを録画してあるの。それに指紋もついてるに決まってる。素手だったものね」
圭二は言葉を失った様子になった。
美花は静かに一歩踏み出して、慎重な足取りで近付いてくる。
「それに悪いけど、話は最初から全部聞かせてもらった。秋にカフェで私と明莉の話をこそこそ聞いてたの、そういう理由だったんだね」
声音も落ち着いていた。
でもこれも巳影と同じだ。
強い怒りが滲んでいる。



