君は愛おしいシンデレラ!♡




「え?ユキ一体どうし___

「あ、ちょっとユキさん!接触は禁止です!」



至近距離でレオくんを見つめているのもほんの数秒、すぐにチェキスタさんによって剥がされてしまった。



「あっ……ご、ごめんなさいっ!」



ずっと近くに居て____

そう思って、気づけばレオくんに駆け寄っていた。

反射的に謝罪の言葉が出てしまったけど…


本当はもうちょっと、手を握っていたかった。


でも同時に、非常に驚いた表情を浮かべたレオくんを思い出す。

あ…で、でも、わたしなんかに触られて、嫌だよね。

今度は本当に、剥がしてくれてありがとうとチェキスタさんに感謝した。


ど、どうしよう…怖くてレオくんの方、向けない…

ちゃんと「来てくれてありがとう!」って言えばよかったのに…どうして自分から行動してしまったんだろう。

いつも思うんだ。


レオくんを前にすると、わたしがわたしじゃなくなるみたい。


1人思考をぐるぐる悩ませていると、レオくんが言葉を発した。



「…うれしいね」

「……え?」



ちらりとレオくんへ視線をうつすと、レオくんの耳が少しだけ赤くなっている事がわかった。



「…ずっと好きで追いかけてたアイドルからのファンサ、うれしい」



え…ど、どういう事…?