レオくんはいつもチェキは一度しか撮らない。
一度わたしと撮ったら、他のメンバーと撮るでもなくグッズを買うでもなく、もうそのまま帰ってしまうんだ。
基本的に特典会はライブの終演後にしか行わないから、次直接話せるのはもう少し先。
名残惜しいなあ...と思いつつも、「またね」とレオくんに笑顔で手を振った。
「あと2回撮りに来るよ。」
「………えっ…!?」
レオくんはチェキスタさんからチェキを受け取って、そのまま撮影場所から去っていく。
えっ…レオくん今、あと2回来るって言ってくれた…!?
いつもはすぐ帰っちゃうのに…
どうしよう今、本当にすっごく嬉しい。またすぐしたらレオくんと会えるんだ、話せるんだ。
このどうしようもない喜びの感情が、わたしの心を埋め尽くした。
ちらりとわたしの特典会列を見ると、かなり長い列になっている事がわかる。
レオくん、またここを並び直してくれる、ってことだよね…?
わたしのために、わざわざ。
本当にわたしはしあわせものだ。
改めてそう感じながら、その後もわたしは楽しくファンの方と交流した。
