ギャップ萌え幼なじみは私を独占したい

なによこの展開!

そんな私の気持ちを読み取ったのか、竜が言った。

「今流れてる噂。うっとうしいから俺と日向が期間限定で付き合って適当に別れれば噂も止まるだろ」


え?ってことは結局付き合わなきゃいけないの?

う〜ん……でも、変な噂が流されるよりはいいのかなあ…。


「これもう決定事項だからな。お前に拒否権はない」

さらっとそう言った竜。

私に拒否権が無いって…強引なところは小さい頃から変わってないな…。

「…分かった。私、竜と付き合うから。それで噂が止まるなら」

「止まるに決まっている。俺が考えたんだからな」

にやりと笑った竜。

とにかく、明日クラスのみんなに私と龍は付き合っているって伝えないとだよね。

「じゃあ私も暇じゃないからもう行くね」
私が教室を出ていこうとすると、竜が私の腕を引っ張る。

「何よ」

「言っとくけど、俺……束縛は厳しいからな」

勝ち誇った笑みで言った竜。

「そう」

もう相手するのも面倒くさくなって適当に答え、足早に教室を出た。