「・・・・来てしまった。・・・・・病院。」 秋斗は・・・・どうしているだろうか。 ・・・・いっそのこと、先生に渡して、帰ろうか。 ・・・でも・・・・やっぱり、直接渡したい。 「・・・・よし!」 行こう。 軽い足取り、とはいかなかったが、私は着実に、入り口に足を進めた。