履歴書からの一目惚れ〜若き社長は小悪魔メイクがお気に入り〜


それぞれの控え室に入る前に

「怜央さん、万珠を小悪魔メイクにしてくださいよ、凄く俺に刺さるんで」

「わかりました」

「ほら、慧介行くぞ」

「はい」

慧介は爽平について行った。

万珠は1度メイクを落として怜央の手で小悪魔メイクを作った。

「万珠、似合うね」

「真綾には似合わないんだよな」

「わかる」

「どうして?」

「やっぱり顔の輪郭とか目とか真綾の場合は身長が高いのできりっとしたメイクの方が似合うんですね、万珠さんは涙袋が似合うので……はい完成です」

「ありがとうございました」

「万珠、今度遊ぼうね〜、他のモデル友達にも紹介するね」

「うん、今日はありがとうございました」

万珠は頭を下げてホテルの前に出ると慧介と一緒に都内の高級ホテルに泊まることになっている。

新婚旅行はもう少し後に2人の思い出のパリを中心にヨーロッパを回る予定だ。

ホテルの部屋に入るとすぐにハグをしてキスを交わす。

「綺麗だったよ、万珠」

「慧くんもかっこよかった(笑)」

「これ、1年記念日に…」

慧介からネックレスのプレゼントをもらった。

「同じ事考えていた(笑)万珠はネクタイ、慧くんの好きなブランドの新作だよ」

「嬉しい、お互い首に巻くものだね(笑)」

「全く考えが似てるな、奥さん、これからよろしくな」

「こちらこそ(笑)」

ネックレスを箱から出してくれて付けてくれた。

「似合う?」

「もちろん」

慧介がキスをすると万珠の目から涙が流れた。

優しく涙を指で拭ってくれ「どうした?」

「万珠嬉しくて…慧くん本当に本当に…うっ…万珠を見つけてくれてありがとう」

涙でぐしゃぐしゃになった。

「幸せになろうな、いやなるんだ」

「慧くん…」

2人は長く深いキスを交わしたのだった。



END