『学校一番の人気男子』改良版

「皆おはようっ今日もいい一日の始まりだね!」


僕も親も美形。
頭脳は優秀。
小学4年生のほぼ完璧な男の子‼

天使空っていいます!

昔僕は目をずっとつぶってたらしいんだけど、目を開けたとき周りの人から美形ねぇ~とか言われてたらしい。
それが自慢でもあるんだっ。
頭脳は優秀とか言ってるけど、周りから天然って言われることもあるんだ。
僕は人間から生まれたから天然に生まれたわけじゃないのに…。

「いってきまーす。」

家から出ると玄関の周りには女子がいっぱい集まってる。

少し歩きにくさを感じながらもいつも学校に通っている。

「天使くん今日も可愛いね~」

「ほんとほんと‼」

話してるのは僕のファンクラブの子達。
いつも可愛い可愛いって言ってくるの。
僕は可愛いじゃなくてかっこいいを求めてるのに‼

あ、待って。
忘れ物、したかも…。
今日図工で絵具使うって言ってた。

「皆ごめんっ!絵具忘れちゃったから家に取りに行ってくるね。」

「ええっ。私の貸してあげるよ~」

「私も貸してあげるから!何色が欲しいか言って?」

あぁ、めんどくさいことになっちゃった…。

「ほんとにごめんねーっ。」

急げー‼
早くしないと遅刻しちゃう。
あ、あった。
ランドセルの中に入ってた…。

ファンの子達行っちゃったし、今日は一人で学校に行けるっ!
なんて優雅…。

「て、天使くん!」

この声は…

「香奈ちゃん‼おはようっ。」

日向香奈ちゃん。
めっちゃ可愛くて、男子からも沢山告白されてるって噂。

「今日あったかいね~。寒かったらどうしようと思ったっ。」

「あったかいよね。寒くても僕が上着貸してあげるから大丈夫だよ。」

「えっ⁉いや、遠慮しとくよ…。ファンの子達からの視線痛そうだし…。」

あ、そっか…。

「でも僕が睨んでおけば…!でも無理しないでね?」

「うん。ありがとう。ってか時間やばくない⁉」

ほんとだ…。

「早くいこっ。」