「ありがとう、まとめてくれて」
ハッと顔を上げると、手が止まってしまっていた私の横から菖蒲くんが写真と封筒を取り上げてくると、素早く鞄の中にしまった。
私と同じで影が薄くて気づかなかったけど、菖蒲くんはまだ残っていたようだ。
「あ、お、お疲れ様…。また明日、ね」
気まずくて逃げるようにそれだけ言い残すと、慌てて鞄を掴んでその場を後にする。
会社を出ながら、自分の不甲斐なさに自然とため息がこぼれる。初日からずっとリーダーとして話を進めたりまとめたりしてくれている朝倉くんがいなかったら、きっと今頃こんなにチームはまとまっていない。
神谷さんも白石さんも、才能があってデザインが決まるのももうあと一歩だろう。
それは菖蒲くんの撮った写真のおかげでもある。
みんな才能があってそれぞれの力で足りない部分を補い合っている。
…それなのに私は、この一週間で何もできていない。役に立てていない。
ハッと顔を上げると、手が止まってしまっていた私の横から菖蒲くんが写真と封筒を取り上げてくると、素早く鞄の中にしまった。
私と同じで影が薄くて気づかなかったけど、菖蒲くんはまだ残っていたようだ。
「あ、お、お疲れ様…。また明日、ね」
気まずくて逃げるようにそれだけ言い残すと、慌てて鞄を掴んでその場を後にする。
会社を出ながら、自分の不甲斐なさに自然とため息がこぼれる。初日からずっとリーダーとして話を進めたりまとめたりしてくれている朝倉くんがいなかったら、きっと今頃こんなにチームはまとまっていない。
神谷さんも白石さんも、才能があってデザインが決まるのももうあと一歩だろう。
それは菖蒲くんの撮った写真のおかげでもある。
みんな才能があってそれぞれの力で足りない部分を補い合っている。
…それなのに私は、この一週間で何もできていない。役に立てていない。

